2022年になって早1か月。公園の梅🌸も徐々に咲き始めているようです。
のうのう日記の「植物カテゴリー」では、農学部出身のわたしが
自由気ままにフルーツや野菜を育てる様子をレポートしていきます!
今回は家近くの花屋さんで「イチゴ苗🍓」を発見したので
久しぶりに購入して育ててみることにしました。
本記事ではイチゴを自宅で簡単に育ててみたい方に
イチゴの特徴や育て方をわかりやすくまとめていきます。
イチゴって?【その特徴や旬について】
スーパーでも見ることも多く、ショートケーキにも欠かせない存在、イチゴ🍓
よく食べるものの、
詳しい特徴は知らないという人も多いのではないでしょうか。
イチゴは「バラ科」に分類される多年草です。
広くいうと「バラ🌹の親戚」になります。
”多年草”ということなので、1年で枯れることなく
春→夏→秋→冬のサイクルで何年も成長することができます。
年中見かけるため旬が分かりにくいですが、
5~6月を中心とした春夏がメインの収穫シーズンと言われています。
今回植えた場所や状況
苗は1月22日に近所の花屋さんで購入しました。
価格は 165円 × 2本 = 330円(税込み)
品種は「とちおとめ」でした。
葉は5枚ほど付いており、まだ冬の寒い時期なので葉は伏せるような形をしています。
春になるとだんだん葉が立ってくるイメージです。
以前ダイソーで購入したプランターを使用し、園芸用土を入れました。
植えるときのポイントとしては
苗の中心(クラウン👑と呼びます。以下黄色)が土に埋まらないようにする必要があります。
イチゴは寒さに強い + 寒さに当たると実がよくなるので
植えた後は屋外のバルコニーに置いています。
植えるときに、肥料を混ぜ込んでおくことが必要とされていますが
今回は「液体肥料」を後から与えていこうと思っています。
ちなみに液肥は以下をよく使っています。
春夏に向けてやることリスト
さて植え終わったイチゴですが
冬の寒い日が続く間は「水やり」がメインのやることになります。
寒いから水やりも必要ないと勘違いしてしまいそうですが
水が切れてしまうと株が枯れる原因になるので注意が必要です🚿
春が近づいてくる3月頃になると
花を咲かせるために「液体肥料」を与え始めます。
週1~2回程度、適量に薄めてあげるとよいでしょう。
液肥を薄める目安は、容器裏に書かれてある数値を参考にします。
あわせて株元の枯れた葉は取り除いていきましょう🌿
枯れた葉は病害の発生原因にもなるので、気づいたら早めにとってしまうことが重要です。
花が咲き始めたら
暖かくなってくる4月前後になると、花が咲き始めます。
都心に住んでいるとなかなかハチ🐝は飛んでこないので
人の手で「受粉」する必要があります。
(受粉できる気温は20度前後以上とされているので、目安にするといいでしょう。)
受粉の仕方はとても簡単で、やわらかい毛の筆や綿棒などを使って
花の中心にある「めしべ」をちょんちょんと撫でてあげるだけです🖌
受粉を丁寧にしてあげることで、きれいな形の果実になるため
焦らず落ち着いて作業しましょう。
受粉が終わったら、液肥を上げつつ果実が大きくなるのを待ちます。
受粉からおおよそ1か月もすれば赤色に熟してきます🍓
来年のイチゴに向けて
自分で育てて収穫したイチゴ🍓は
スーパーで購入するものとは、ひと味違う美味しさがありますよね。
せっかく購入した苗で、来年以降も収穫したいという人は
ランナーを使って来年の苗を作ることができます。
ランナーとは株元から急に出てくるビヨーンと伸びたツル🌱のことです。
このランナーですが、花が咲いている時期(春~夏)に伸びてきたものは
花や果実に栄養を集中させるために切ることをオススメします。
暑い夏が過ぎた頃に伸びてきたランナーを、
すぐそばに土の入ったポットなどを用意して土の上に置いてあげると根が生えてきます。
実際のランナーでの苗の作り方は
秋前に記事にしようと思っていますのでお楽しみに。
なかなか思い通りにはいかないイチゴ栽培
しっかり手をかけて育てていても
思い通りには進まないのが植物を育てる難しいポイントですよね。
気が付くと病害虫が発生してしまったり、
もう少しで収穫できそうだった果実を動物に食べられてしまったりするかもしれません。
それも含めて「究極の地産地消」なのではないでしょうか?
1月に植えた「とちおとめ」の続編については
また後ほど更新していこうと思います!
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