つっしーです。
以前にカンボジア⇄シェムリアップ間のバス移動について解説しました。
前回の記事では「Larryta Express」という比較的新しいバス会社を紹介しましたが、たくさんあるバス会社からどれにするか選び方に迷う. という話もよく耳にします。
私自身、地方への移動はもっぱらバス(もしくはバン)なので、今日は他のバス会社にも触れつつ個人的なおススメを紹介します。
カンボジアの移動手段のおさらい
カンボジアは面積的には日本の半分ほどですが、都市間の移動には意外と時間がかかります。ここでは代表的な移動手段を紹介します。
バス(バン)
「バン(トヨタのハイエースのような)」であることが圧倒的に多いです。日本のような大型バスは周辺国行き or 都市間の朝夕/夜行バスぐらいで、その他は13~15人乗りのバン移動になります。バンなので社内にトイレはないですが、2時間おきぐらいに(もしくは運転手さんに頼むと)トイレ休憩があります。
鉄道
時間に余裕があって、ゆったり旅を楽しみたい人は検討されるといい移動手段です。路線と本数は少ないですが、レトロな雰囲気とスピードがゆっくり進むがゆえの車窓から見える景色は好きになるかもしれません。バスより時間が長くかかることが多いですが、料金はバスと同じぐらいです。参考) cambodiatrains.info
飛行機
国内線はプノンペンとシェムリアップ、シハヌークビルの3路線のみですが、1時間弱で移動が可能なので、バスでの長距離移動などがしんどい方や現地での観光にめいいっぱい時間を割きたい場合などに便利です。
2023年からシェムリアップ国際空港が郊外に移転してしまった関係で、空港に到着後は1時間ほどかけて市内まで移動する必要がある点は注意が必要です📝
タクシー
都市間を移動する際に少し寄り道したい場所がある. など自由度がある移動手段です。少し値段は張りますが、グループで乗って4人で割り勘する. など工夫すれば比較的安価に抑えられるかもしれません。
(近距離は)トゥクトゥク
やはり近距離はトゥクトゥクが最強です。アジアで普及しているグラブ(Grab)のほかにも、カンボジアでシェアの大きいPassAppや、最近増えているTADAやMOVEなどがあります。アプリで呼ぶのが価格交渉などもなくスムーズですが、もちろん流しのトゥクトゥクを捕まえることも可能です。
個人的なおすすめバス会社3選
路線によっては以下の会社がない場合もありますが、使う人が多いシェムリアップ⇄プノンペン間などでは参考にしてみてください。
(バン移動なら)Vireak Buntham Express
この会社のバン、座席数が他社に比べて少ないため社内が少し広めになっている点が個人的なGoodポイントです。通常のバンだと15席前後なのですが、Vireak Bunthamは12席ほど。イメージとしては後ろの座席が1列少ないので、その分足元に余裕があります。
(バス移動なら)Larryta Express
主に夜行バスで快適に寝たいあなたにおすすめです。車体が綺麗なことやサービスレベルが高く気に入っています。
詳しくはこちらの記事の中で解説しています。
Cambolink21 Express
Vireak Buntham Expressと並んで、いろいろな方面への路線があります。便数も多いので、ほかのバス会社が混んでいそう(残り座席が少ないなど)であればこちらをチェックしてみてもいいかも。
バン移動の注意点
- 座席は運転席の後ろの列が良い
ここの席が一番広くて、乗り降りもしやすいです。3 であれば左側にコンセントがついていることが多いです。逆に1,2は運転の荒いカンボジアでは少し心配ですし、8はトイレ休憩の乗り降りの際にほかの人が通るので少し面倒です。 - 上着を持っていると安心
タイなどと同じく公共交通機関の中は寒いこともしばしば。1枚羽織るものを持っていると、いざというときに安心です。バンの社内は狭いので、気になる方はマスクもあったほうが良いかも。 - 予定は未定という心持ちで
カンボジアのバン(バス)での移動は時間が大幅に遅れることもよく起こります。特にプノンペン発着の朝夕の便は市内の渋滞に巻き込まれてしまうこともしばしば。移動日の前後の予定には余裕を持っておきましょう。 - 窓口で買うと割高な場合も
日本も同様ですが、窓口業務には人件費がかかっているもの。ネットから予約することで少し安く、またトラブルを避けることにもつながります。なおカンボジア人と外国人でチケットの値段が違うこともあるので認識しておきましょう。
バスをスマホで検索できるサイトはこれ
バス(バン)の予約は当日バス停でもできますが、バス会社によって発着場所が違うので事前に予約しておくのがおすすめです。よく使う現地の予約サイトはこちら↓
- Book Me Bus(bookmebus.com)
- Cambo Ticket(camboticket.com)
- redBus(redbus.com.kh)
またアゴダなどの旅行サイトからも予約できますので、ぜひ使ってみてください。
より費用を抑えたい人は 各社公式ホームページ(または公式アプリ)からの予約がおすすめ。チケットが若干安かったり、割引があったりします。
今日ご紹介した会社はこちら↓
– Vireak Buntham Express
– Larryta Express
まとめ
今回はカンボジアでのバス移動について取り上げました。
また取り上げてほしいトピックなどあれば、ぜひコメント欄で教えてください。ではまた!
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