自力でろくろを回す陶芸教室 in シェムリアップ

旅行

カンボジア在住 つっしーです。

少し前になりますが、今年4月にアンコールワット遺跡群で有名な「シェムリアップ」に行ってきました。

1週間近く滞在したのですが、遺跡巡り以外に「陶芸教室」にも行きました。その記録です。

なぜ陶芸教室なのか?

アンコール遺跡群のチケットは 1日券 か 3日券 を選ぶ人が多いのではないでしょうか?アンコール遺跡群を巡った後、何をしよう? と考えていました。

そんな時小さい頃から”ものづくり”が大好きで、地元のこどもの城でよくお皿や陶器を作っていたことを思い出しました。というわけで ものづくり 軸でアクティビティを探しました。

今回訪れた「Khmer Ceramics & Fine Arts Centre」

「Ceramic Class in Siem Reap」と調べて出てきたのが「Khmer Ceramics & Fine Arts Centre」でした。

実際訪れると、クメール正月ということもありデコレーションが綺麗でした。

料金は 1人 25米ドル (約3,700円)
1.5時間の教室で、作った陶器のうち1つを焼成して持ち帰ることができます。
訪れたのは日曜夕方でしたが、私たち +1組だけでしたのでゆったりと楽しむことができました。

場所はシェムリアップ市内からトゥクトゥクで10分ほど。
気軽にふらっと訪れることができそうです。Googleマップ

アンコール群チケットセンターより手前にあるので遠くない距離です。

実際の工程

今回は妻と2人で訪れましたが、2人に対し1人の先生が付きっきりで見てくれました。
先生は耳が聴こえない方でしたが、丁寧に身振り手振りで説明してくれ、とても分かりやすかったです。

陶芸が久しぶりで、なかなか苦労しました…

先生の腕前は流石で、何度か失敗の窮地に追い込まれましたが助けてもらいました。
(ろくろに当てる手の角度次第で、一気に形変わりますよね)

伝統的な模様の書き方も教えてくれました。(実際に書くのは難しかったです)

いちばん難しかったポイント

陶芸をする中でいちばん難しかったポイントは「ろくろを足で回し続けなければならない」点でした。
日本だと電動ろくろが普及しているので、予想外でした。

普段使わない筋肉を使ったからでしょうか…回転を安定させること、それを小一時間継続することが個人的にはきつかったです💦

日本であれば手だけに意識を集中させればOKですが、ここでは足を動かしつつ手を使う動作が難しかったです。

右側にあるステップを漕ぎ続けます。

出来上がった陶器は?

料金に含まれている粘土でおおよそ3-5つぐらいの陶器を作ることができました。
今回はどんぶりやコップ、平皿などにトライしました。

実は隣にいたもう一組がかなり上手で、交換したいな…とかひっそり思いました。

そして私が選んだ器はこちら↓
3日後に受け取り可能 とのことでしたのでワクワクで待ちました。

焼き上がり

そして焼き上がった陶器(妻作)がこちら↓
釉薬の独特な色が綺麗で、底面の赤土とのギャップも好きです。

日常使いする食器としては少し重量級です💦

ちなみに描いていたクメール模様もうっすらと残っていました。

模様は結構しっかりめに描いたほうが良さそうですね。

そして私の作った陶器は… 残念ながら焼く過程で割れてしまったようです。
この辺りは私の力加減や器を薄くしようと頑張り過ぎたなど ありそうでした。

逆に石器みたいな味があり、カギ置きとして使っています。

「割れてしまったということで、工房の中から一つ選んで持って帰っていいよ」と言っていただき、もともと欲しいと思っていたコップを頂きました。

色合いと形が好きで、今でも使っています。

まとめ

今回は遺跡群巡り以外のアクティビティとして「陶芸」に挑戦した備忘録でした。

マスターできませんでしたが、コツとしては…

  • 右足を頑張って回し続ける
  • 陶器の角は攻め過ぎない
  • 模様は深めに描く(浅いと釉薬で消える。ただ深すぎると割れそう)

などが挙げられそうです。

現地は屋外ということもあり”蚊”が多かったです。虫よけスプレー貸してくれましたが、気になる方は長袖シャツなど持参したほうが良さそうです。

今回訪れた「Khmer Ceramics & Fine Arts Centre」は Klook からも簡単に予約できます。
また皆さんも機会があればぜひ訪れてみてください。

ちなみに陶芸教室以外にも 販売している器はとても魅力的でした。

ではまた!

コメント